EVのみならず急成長の人型ロボット市場をめぐる米中攻防が!
トモ先生が、EV市場の変化が人型ロボット市場に大きく影響を与えており、日産がその中心にあるという点について解説しました!
1. 日産を巡る買収・投資の動き
- ・ホンダとの統合計画は破談(ホンダは日産を子会社化したかったが交渉決裂)。
- ・台湾の鴻海(Foxconn) が日産・ホンダ・三菱と4社連合を模索。
- ・テスラも日産への投資に関心(日本側がオファーしたと報じられる)。
- ・これを受けて 日産株が一時12%急騰。
2. テスラの関与と日本政府の動き
- ・元首相・菅義偉氏らが関与する投資グループがテスラに接触 したと報道。
- ・水野博道(元テスラ社外取締役) が関与している可能性があるが、本人は「知らない」と発言。
- ・イーロン・マスクは「テスラの工場自体が製品だ」とコメント し、日産工場買収の可能性に疑問を呈する。
3. なぜ日産が注目されるのか?
- ・電気自動車(EV)技術に強み(日本で先行してEV開発)。
- ・世界のEV市場は拡大 しているが、特に中国が急成長(販売台数の約54%が中国市場)。
- ・中国のEVメーカーは「価格競争」+「技術競争」 を加速。
- ・EV市場は低価格化が進み、利益率は低下中。
4. EV市場と人型ロボット市場の関係
- ・中国のEV企業が次に狙うのは「人型ロボット」。
- ・人型ロボットの生産技術はEV技術と共通点が多い(カメラ、センサー、バッテリーなど)。
- ・中国はEV市場だけでなく、人型ロボット市場でも競争優位を持つ。
5. 人型ロボット市場の成長
- ・2025年の市場規模:26億ドル(約3900億円)。
- ・2035年の市場規模:796億ドル(約12兆円)(年平均成長率45%)。
- ・中国は世界の人型ロボットのサプライチェーンを63%支配(特にバッテリーとアクチュエーター)。
6. テスラ・日産の提携が意味するもの
- ・テスラが日産に投資すれば、日本のEV技術がテスラの人型ロボット開発に活用される可能性。
- ・日産がテスラの下請けとしてロボットを製造する可能性。
- ・中国のEV・ロボット市場への対抗策として、日米連携の可能性も浮上。
7. 結論
- ・日産はEV技術の強みを持ち、世界的なデジタルエコノミーの争いに巻き込まれている。
- ・中国企業はEVからロボット市場へ進出中。
- ・テスラ・日産の提携が実現すれば、人型ロボット市場での競争構造が変化する可能性がある。
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